社会保険労務士試験の合格率

社会保険労務士になるためには、定められた試験に合格する必要があります。社会保険労務士試験では、毎年5万人以上が受験しています。年によって異なりますが、そのうちの合格者はおおむね3,500人~4,500人で、合格率は、平成23年度が7.2%、平成24年度が7.0%、平成25年度は5.4%です。決して簡単に合格する試験ではありません。

では、社会保険労務士試験とは、どのような内容なのでしょうか。社会保険労務士試験は、大きくわけて2つの方式の試験があります。拓一式と選択式です。この方式に対して、試験はそれぞれ7科目あるので、計14科目もの試験を受けなければなりません。労働関係の法律のスペシャリストになるためには、これほどに多くの科目を修得し、様々な法律を心得ておく必要があるのです。
また、この試験は合格基準の仕組みが少し複雑です。これも年ごとに異なりますが、試験の難易度により、合格基準は相対的に決められます。基本的には下記2つの条件を満たしていることが必要です。
・択一式  「総得点A点以上」かつ「全科目B点以上」
・選択式  「総得点A点以上」かつ「全科目B点以上」
択一式、選択式のいずれかを落としてしまうと不合格になりますし、1科目でもB点に達しないものがあれば、不合格です。厳しい合格基準です。しかも、過去の試験結果は反映されません。つまり、択一式は合格、選択式が不合格で、合格基準に達することができなかった場合、次回の受験の際には、択一式試験は免除されず、全科目を受験する必要があります。この合格基準も、試験の合格率を下げる理由のうちのひとつです。